「Singin’ in the rain」
サイズ:H24×W58×D24cm 制作年:2011年
技法:カット、ハンキング

浅野恵理子略歴
1987年 石川県生まれ/2008年富山ガラス造形研究所造形科卒業/2010年同研究所研
究科修了、「国際ガラス展・金沢2010」入選「伊丹クラフトトリエンナーレ」入選、浅野恵理子ガラス作品展(金沢)/2011年金
沢卯辰山工芸工房入所、第5回「現代ガラス大賞展・富山2011」入選、第51回「日本クラフト展」、「工芸都市高岡2011ク
ラフトコンペティション」入選、浅野恵理子個展「Rhythm」(富山)
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「現代ガラスの新世代」シリーズ 第4回展
「浅野恵理子−切子を纏ったオブジェ」

会期 2012年3月1日(木)-7日(水)
※AM11:00-PM6:00 日曜休廊
会場 ギャラリー銀座アルトン

浅野恵理子は、2010年の初め富山ガラス造形研究所研究科修了の展覧会で極めてユ
ニークな作品を発表した。
それは不定形な板状のガラスの両面をダイナミックにカットし、湾曲させたもので、
さしずめカットガラスの器を切り開いた印象を受けるオブジェであった。深めのカットはガラスを鋭利に力強
く刻みこみ、時に裏側へ突き抜けて欠落を生じさせ、時に思いあまって切り落とすこともある。その激しくも
ガラスとの闘いを経て現れる彼女のガラスは、驚くほど清楚で簡潔な表情をしている。同時に何かから解き
放たれた鳥のように

くう くう

自由に空を舞い、空をうねっているようにも見える作品である。無色の板ガラスと伝
統的な切子=カット技法というあまりにシンプルな素材と技法によって生み出されたこの一連の作品は、少な
くともこれまでのスタジオグラスの世界では類を見ないものである。その発想の転換と表現の方向性にこの作家
の仕事の個性がうかがえる。
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